
auユーザー限定の動画配信サービス「auビデオパス」はauユーザーだけしか得られないメリットのある動画配信サービスです。
しかし、良い悪いの評価は分かれており、特徴やメリットデメリットを知っておくべき動画配信サービスでもあります。
このページではauビデオパスの料金や無料期間、強いジャンルや弱いジャンル、同時視聴数やダウンロードの可否、auビデオパスの特典など、auビデオパスのすべてを紹介していきます。
最終的には実際に登録して観ないと本当に良いか分かりませんが、合わないと思ったら、無料期間は30日間ですので期間内に解約するようにしましょう。
※30日間以内に解約すれば一切料金はかかりません。
この記事のもくじ
auビデオパスとは?
auビデオパスはauが運営しているauユーザー限定の動画配信サービスです。
au限定になっているのはアカウントを作る際に必要な「auID」がKDDI回線の契約に紐付いているからです。
例えばドコモの運営する「dTV」も昔はドコモしか契約できませんでした。しかし今はキャリアフリー化によってdTVはドコモ以外でも契約できるようになりました。
システム上はauビデオパスもキャリアフリー化が「可能」ということではありますが、キャリアフリー化してもauビデオパスに登録する人はわずかだと思われるのが今の評価の現状です。
とはいえ、auビデオパスは他社にはない素晴らしい特徴をもっています。その特徴について次から詳しく見ていきましょう。
auビデオパスの特徴は?料金や無料期間や画質など
ここからはauビデオパスの料金や無料期間、ダウンロードの可否や画質、同時視聴の数など、auビデオパスの詳しい特徴を見ていきましょう。
料金の安いauビデオパス!実質22円で無料期間も◎
料金 | 無料期間 | PPVポイント |
562円 | 2週間⇒30日間 | 540ポイント |
auビデオパスのメリットの1つが月額料金の安さです。500円台は業界最安値であり、なおかつPPVポイントがもらえるので実質22円です。
PPVポイントは新作にも使えますから、毎月新作が1本無料で観れます。※同じ価格帯のdTV(500円/月)はPPVポイントがなく新作だと課金になります。
さらに昔は2週間だった無料期間が30日間に延長されています。
これによってトコトン無料でも楽しむことができるようになりましたし、納得して有料期間に移行することができるようになりました。
評価は確かに分かれます。
しかし、価格が価格ですので、「U-NEXT」や「Hulu」に劣っているのはしょうがないですし、特典も充実しているため、価格に対するコスパでみればかなり良いと言えるでしょう。
また、上記の料金の特徴があるため、「auビデオパスを新作を観るためのサブとして利用」する方もいます。
Huluとauビデオパスの2サービスを使っても933円+562円=1,495円ですから、新作も観て海外作品も観て・・・という方は、併せて利用することがオススメです。
auビデオパスは配信ジャンルにも特徴がある?
強いジャンル | 弱いジャンル |
◎邦画
○国内ドラマ ○海外ドラマ ◎アニメ ◎メジャー作品 |
×アダルト △海外ドラマ △マイナー作品 |
auビデオパスは日本のサービスとあって、日本の配給をたくさん受けています。そのため特に「邦画」「アニメ」に強いですし、ユーザーの満足度向上のため、メジャーな作品はほぼ網羅しています。
反面で「アダルト作品」や少し提携が難しい「海外ドラマ」、あまり人気のない「マイナー作品」の配信はありません。
ただ、視聴可能な作品が多い=月額料金が高くなります。もちろんそれをメリットとする「U-NEXT」もありますが、auビデオパスは料金を安くしながら作品数も上手にコントロールしていると思います。
「邦画」「アニメ」が主体の方と、「新作1本を観るだけ」という方にとっては満足度が高いサービスと言えるでしょう。
auビデオパスの画質やダウンロード・同時視聴について
画質 | ダウンロード | 同時視聴 |
SD / HD | 5作品まで可能 | 不可 |
auビデオパスの画質は、最高画質が「HD」です。またスマホで観る場合はほとんど「SD」であり、だからこそ「タブレット」で動画を視聴する方は、若干画質の悪さが気になるかもしれません。
しかし、スマホだけで観る方にとって嬉しい「ダウンロード機能(オフライン視聴)」があります。
ビデオパス専用のアプリを使えば、最大5作品までダウンロード可能。これによって映画をスマホに入れて持ち歩くことが可能になっています。
同時視聴数は「1(不可)」であり、複数端末で違う映画を観ることができません。
家族でシェアをするなど考えている方は「U-NEXT(同時視聴最大4)」「FOD(同時視聴最大5)」あたりがオススメです。
auユーザーだけのビデオパス限定特典
画質や作品数では他サービスに負けていても、毎月新作1本無料・5作品までダウンロード可・実質毎月22円など、auビデオパスには「コスパの良さ」というメリットがあります。
そしてそのコスパの良さをさらに引き出しているのがauビデオパスの「特典」です。
- auマンデイ:TOHOシネマズで、毎週月曜日
1800円⇒1100円 - auシネマ割:ユナイテッドシネマで、いつでも
1800円⇒1400円
これに加えてTOHOシネマズだとポップコーンセットが半額(670円⇒320円)ですし、ユナイテッドシネマでもポップコーンが割引になります。
- 新作の特別試写会への招待
- 特製のポスターやグッズ抽選会
これらにも参加でき、使えば使うほどお得になるサービスが盛りだくさんです。auユーザーの方でコスパを求めるなら、auビデオパスは最高のサービスの1つです。
※無料期間30日間
【評価】auビデオパスのメリット・デメリット
それではここまでをまとめながら、新しい情報も加えつつ、auビデオパスのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
auビデオパスのメリット
- 562円/月で毎月540ポイントが貰えるため実質22円!
- 毎月新作1本が必ず観れる
- メジャー・話題の新作の配信がはやい
- 安いため他サービスと併用しやすい!(例①dTVと併用した場合:1,062円/月、例②Huluと併用した場合:1495円/月など)
- 同一デバイスに5作品までダウンロード可能!持ち歩き(オフライン視聴)もできる
- 邦画やアニメが価格以上に充実している
- 映画館での割引が使える
- 映画館でのポップコーン割引が使える
- 新作試写会への招待やポスター・グッズがもらえることもある
auビデオパスのデメリット
- アダルト作品が視聴できない
- 画質が悪い
- 海外ドラマに弱い
- マイナー作品にも弱い
【まとめ】auビデオパスがオススメな人、そうでない人
さいごにまとめとして、auビデオパスがオススメな人、そうでない人を紹介していきます。
auビデオパスがオススメな人
- auユーザーである(必須)
- コスパ最高の動画配信サービスを使いたい
- 1人で利用する予定だ(同時視聴が負荷のため)
- 主に邦画やアニメ、メジャーな海外映画を観る
- 話題の新作を毎月1本無料で観れたら嬉しい
- TOHOシネマズ、ユナイテッドシネマズで映画を観ることがある
- アダルト作品は観ない
- テレビで視聴する予定はなく、スマホでの視聴がメインだ
auビデオパスがオススメでない人
- 画質が大事。テレビで観るから最高4Kが良い(⇒U-NEXT、dTVがオススメです)
- やっぱりアダルト作品も観たい(⇒U-NEXT、TSUTAYATV/ディスカスがオススメです)
- 多少高くても作品数は豊富にあったほうが良い(U-NEXTがオススメです)
- フジテレビ系のドラマも観たい(⇒FODがオススメです)
- 海外ドラマをたくさん観たい(⇒Huluがオススメです)
- エイベックスミュージシャンのライブ映像・VR映像が観たい(⇒dTVがオススメです)
さいごに
auビデオパスの評価が分かれるのは、どこよりも優れた特徴を見つけにくいからでしょう。しかし、ここまで説明してきたように、一番のメリットは「コスパの良さ」です。
作品本数を多少制限しても、562円以上に見合う価値がある、そういうサービスです。
特にこの価格帯で毎月PPVポイントが配布され、新作が毎月観れるのはauビデオパスしかありません。映画館の割引が、ポイントを使わず受けられるのもauビデオパスしかありません。
ただ大事なことは「自分の満足に足る作品があるかどうか」です。これについては実際に見てみないと分からない部分ですので、無料期間の30日間の間に、続けるか否かを決めてみましょう。