
「コスパナンバーワン」
「Amazonプライムだけは契約し続けたい」
そんな口コミが多いAmazonプライムには「Amazonプライムビデオ」という動画見放題の会員サービスがあります。
「Hulu」や「Netflix」とは違い、表示されるすべての作品が見放題ではありませんが、最新作が見放題で配信されることもよくあり、なおかつAmazonプライムの他サービスも使えることから、ネットショッピングをする人の満足度がとても高いサービスです。
しかし「Amazonプライムビデオ」単体でみると、その特徴やメリット・デメリットは何なのでしょうか?また、そもそも「Amazonプライム」に入会するメリットは何なのでしょうか?
「3,900円/年」の価値があるのかどうか、他の動画配信サービスと比べて「料金」「ダウンロードの可否」「同時視聴数」「画質」「無料期間」などはどうなのかを見ていきましょう。
この記事のもくじ
Amazonプライムとは?プライムビデオとは?
Amazonプライムビデオは、Amazonの会員サービス「Amazonプライム」の中の1つのサービスです。
Amazonプライム会員になれば、AmazonプライムビデオをはじめとしたAmazonプライムの全会員サービスを使用することができます。
例えば・・・
- プライムビデオ
- プライムミュージック(100万曲以上の聞き放題サービス)
- プライムリーディング(雑誌・書籍読み放題サービス)
- お急ぎ便無料
- プライムナウ(1時間以内の配送サービス)
- Amazonパントリー(日用品の小ロット購入)
- Amazonファミリー(おむつやベビー用品のセール)
などの全サービスを利用することができ、Amazonだからこそできる会員サービス特典が多いからこそ「コスパが良い」と口コミで評判となっています。
ここからは、そんなAmazonプライムの中のサービスの1つ「Amazonプライムビデオ」の特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
Amazonプライムの特徴│料金、無料期間、ダウンロードなど
- Amazonプライムビデオの料金と無料期間
- Amazonプライムビデオのダウンロード・画質・同時視聴について
- Amazonプライムビデオのラインナップについて
Amazonプライムビデオの料金と無料期間
料金 | 無料期間 | PPVポイント |
3,900円/年or400円/月 | 30日間 | なし |
Amazonプライムには30日間の無料期間があります。
この30日間のあいだ、Amazonプライムビデオを含めたAmazonプライムの全サービスを利用することが可能です。
無料期間30日間終了後は「3,900円/年」もしくは「400円/月」の2つの中から好みのプランを選択することが可能です。
年単位で支払った方が900円お得になり、コスパが良いと感じた方は年払いをしている傾向にあります。
Amazonプライムビデオのダウンロード・画質・同時視聴について
画質 | ダウンロード | 同時視聴 |
SD/HD/HDR/UHD | 一部ダウンロード可 | 最大3台 |
Amazonプライムビデオの画質
Amazonプライムビデオの画質は「SD」「HD」「HDR」「UHD」の4種類です。
SD画質はDVDと同程度で、大画面で見ると「画像の荒さ」が分かります。HDは1080pの解像度でブルーレイと同程度でテレビで観ても十分に綺麗です。
また、HDRは「ハイダイナミックレンジ」の略で、コントラスト(明暗の差)がはっきりしている画質です。「UHD」はHDの4倍の高画質で、非常に美しく動画視聴ができます。
このように「通信速度」にあわせて好みの画質を選ぶことができます。「Amazonプライムビデオは画質が悪い」と言われますが、それは過去の話で、現在は十分に綺麗です。
Amazonプライムビデオのダウンロード(オフライン視聴)
そしてAmazonプライムビデオは、コンテンツ権利者が不可としている作品以外は基本的にダウンロード(オフライン視聴)が可能です。
そのため長時間の移動のある旅行前にダウンロードしておけば、移動中も通信料を気にすることなく、映画やドラマを見ることができます。
Amazonプライムビデオの同時視聴
Amazonプライムビデオの同時視聴は、公式回答では「最大3台」です。
しかし、端末登録台数の制限に関する記載がなく、Amazonミュージックでは現状10台までデバイス登録が可能となっているため、「最大3台」を超えて同時視聴が可能である可能性があります。
もし4台以上使いたい場合は、一度やってみるのがオススメです。制限されていればできませんし、制限されていなければ問題なく同時視聴ができるはずです。
ただし、「最大3台」と書いてあるため、これまで4台以上で見れていても、突然見れなくなる可能性はあります。あくまで同時視聴は「最大3台」までしか保証されていないということです。
Amazonプライムビデオのラインナップについて
配信作品数 | 見放題作品数 | 強いジャンル |
58,000作品以上 | 29,000作品以上 | 万能・オリジナル |
Amazonプライムビデオでは、現在58,000作品以上が配信されており、見放題作品も29,000作品以上あります。これは「Hulu」と同規模レベルであり、メジャーな作品に強いですから、「観たい映画やドラマがない」ということはほとんどありません。
そのため、国内ドラマ、海外ドラマ、邦画、洋画、アニメだけでなく、ゴルフレッスンのハウツーやアイドル系動画、韓流作品も多くあります。
しかし、「アダルト動画」や「かなりマイナーな映画・ドラマ」はありません。
マイナー作品も見たい場合は、作品数が12万作以上ある「U-NEXT」や19万作以上ある「ビデオマーケット」の方がオススメです。
【評価】Amazonプライムビデオのメリット・デメリット
ここまでAmazonプライム会員についてと、Amazonプライムビデオの料金やラインナップなどの特徴を紹介してきました。ここからはさらに具体的にAmazonプライムの「メリット・デメリット」を明らかにしていきます。
Amazonプライムビデオのメリット
- Amazonプライム会員の全サービスが利用できる(お急ぎ便やプライムミュージックなど)
- 書籍や雑誌も読み放題になる(プライムリーディングが利用できる)
- 音楽も聴き放題になる
- 年会費3,900円=月額325円で利用可能!安さでもナンバーワン!
- ドラマ・映画・アニメのどのジャンルにも強い
- 「ゴッドファーザー」など過去の名作映画や、「プロゴルファー猿」などの昔のアニメも多い(最新アニメも豊富です)
- 麻雀やゴルフ、アイドルなどのエンタメ作品も多い
- 「ドキュメンタル」などAmazonオリジナル作品が観れる
- ダウンロードができオフライン視聴が可能
- 最大3台まで同時視聴が可能
- 学生はさらに安い!学割プライム会員で1,900円/年
- AmazonFireStickTVとの相性が良く、簡単な設定でテレビでも観れるようになる!
Amazonプライムビデオのデメリット
- 有料作品の価格が少々高い(特に新作が高い)
- 年間支払にすると、解約タイミングを逃しやすい
- Amazonでのお買い物の頻度が少ない方はお得感が減る
Amazonプライムビデオがオススメな人・そうでない人
それではここまで紹介した特徴やメリット・デメリット、さらに実際にAmazonプライムになっている私の感想をふまえて、Amazonプライムビデオがオススメな人とそうでない人を紹介します。
Amazonプライムビデオがオススメな人
- メジャーな映画・ドラマ・アニメ作品を観る人
- Amazonでお買い物をしたことがある人、年に数回は利用する人
- 洋楽や邦楽、ジャズなどの音楽を聴く人
- どこよりもお得な動画配信サービスを利用したい人(安いと言われるdTV(500円/月)、auビデオパス(540円/月)よりも安い)
- 動画配信サービスに入会して後悔したくない人
- 雑誌や本も読みたい人
- Amazonオリジナル作品が観たい人
無料期間30日間・Amazonプライムサービス全利用可
Amazonプライムビデオがオススメでない人
- アダルト作品も見たい人(⇒U-NEXTがオススメです)
- Amazonで買い物をすることがない人(⇒dTVがオススメです※月額500円で12万作以上)
- アニメしか観ない人(⇒アニメ特化の動画配信サービスがオススメです)
- 韓流・華流作品しか観ない人(⇒韓流作品に強い動画配信サービスがオススメです)
- 海外ドラマを主に観る人(⇒海外ドラマに強い動画配信サービスがオススメです)
- フジテレビドラマを見たい人(⇒FODがオススメです)
さいごに
Amazonプライムビデオはいい意味でも悪い意味でも優等生です。
月額が325円と安いにもかかわらず、豊富な作品数があり、なおかつプライム特典がすべて利用できるコスパの良さは最高クラス。
反面で、各配信ジャンルの強みがなく、「海外ドラマだけ」「アニメだけ」といったニーズにはこたえきれていません。
それでも、Amazonで買い物をすることがある人なら、十分に加入するメリットがあると私は思います。ただ、まずは30日間無料で使い、「自分の満足度」で継続するか否かを決めるようにしましょう。
※30日以内の解約で一切料金はかかりません。